CTスキャンで空の彼方へ

昨年11月に受けた健康診断で、前代未聞の「F」判定をたたき出しました。
腎臓と膀胱の間の管にもしかしたら腫瘍が…なんて恐怖診断をいただき、 
2次検査を受けたところ、念のためCTスキャンを撮ることになりました。

 

CTスキャンは大きな病院でも1〜2台ぐらいしかなく、
予約2ヶ月待ちの超絶不安な日々を送っていました。 

 

当日朝10時に病院へ向かい、検査室に入りました。
およそ20畳程の部屋の真ん中に、どでかいCTスキャンがあり、
壁紙は「冗談だろ?」と思うような空に雲が浮かぶ壁紙の部屋でした。

 

↓イメージ図 (さすがに写真は撮れなかったので雰囲気こんな感じ)

 

台の上に寝かされて、体内の陰影がはっきり写るよう、腕から造影剤を打たれます。
この造影剤がなんとも奇妙な感覚で、言うなれば体内にぬるま湯を注がれるような感覚。
体がふわふわしてきて、頭がぽーっと虚ろになってきました。

 

いよいよスキャンをかけられます。
ゴーーっというエンジン音と共にマシンのスイッチが入り、
ゆっくり台が水平に移動しドーム状のスキャンマシンの中に進みます。
一定方向へ進み終わると、逆方向へ進みます。 

 

エンジン音の中、周りを見渡すと一面 雲の世界。で、頭は虚ろ。 
ゆっくりと台が動くとまさに飛行機で空に浮かんでいるような気分。
これは凄い演出だなと、半分意識が飛んだまま思ったものです。

 

診断の結果は、特に異常なし。
健康診断の画像解析はソフトにかけて解析を行うそうなので、
どうしても機械的な判断しか出来なく、異常があればその部分しか見ないため相対的な判断が出来ないそうです。
例えば、ソフトでは右の膀胱が少し大きいかなと判断すれば、左の大きさと比較せずに異常と判定されてしまうようです。

やっぱり、人間による目視と触診は大切ですね。
いろいろと良い経験になりました。