雨の岡本太郎記念館

青山で泊まりがけの用事があり、次の日朝からオフだったので、
ちょうどホテルの近くにあった「岡本太郎記念館」に行ってみました。

 

岡本太郎さんの生誕100周年ということで、各地でイベントが催されているようです。
雨の朝一ということもあり、人もまばらでとても見やすかったです。
正直、岡本太郎さんと言えば、太陽の塔とか「芸術は爆発だ」とか、かなり破天荒な方だとしか認識がなかったので、実際はどんなんだろうと気になってきたので良い機会でした。

 

1953年から1996年に84歳で亡くなるまで50年近く、アトリエ兼自宅として生活した空間だそうだ。
(ちなみにル・コルビュジェの愛弟子坂倉準三氏の設計のアトリエらしい)

 

 

展示の中で岡本太郎さんの簡単なコンセプトビデオがあり、
大阪万博をプロデュースした時の映像の中で印象的なインタビューがあり、ふと感じたことがありました。

 

インタビューの中で「進歩とは、新しい価値観を古い価値観にぶつけて生まれんだ」的なことを仰っておりました。 
(すみません、若干自分勝手な要約になっているかもしれないですがご了承下さい) 

 

何か新しい事や物が世に出てくると、みんな取りあえず不信感なのか批判をするけど、
その新しいものを誰かが勇気を持って世の中にぶつけて、過去の価値観にぶつけて、
ぶつけてぶつけて戦わせた後に生まれるのが進歩と言う事なんじゃないかと理解しました。

 

先日、Googleがプライバシポリシーを変更し何かと話題になっている。
簡単に言えば、Googleのサーバーに置かれているパーソナルなデータはGoogleのもので、Googleが使わせてもらいますよということだ。

実際は、Googleは可能な限りのパーソナルデータを収集し、いろいろな人間の行動や言動などのパターンをシミュレーションし、世の中の役に立つようなビックデータを作ろうとしている。

古い体質の人は、「自分のデータが公開されてしまうのではないか」と不信感を抱くかもしれないですが(そんなことしたら普通に犯罪だけど)。

まさに新しい価値観と古い価値観を戦わせて進歩=革新をしようとしている。

 

岡本さんは、現代のイノベーション的なことまでを想像してそのような事を語っていたかはわからないけど、いつだっていつの時代だって戦いはあったのだなと感じました。

世の中を変えた人。世の中を変えている人に感謝をしたい。
 なんとなくそんなことを思った、雨の岡本太郎記念館でした。

 

■公式サイト

http://www.taro-okamoto.or.jp